【アーモンドコラムVol.2】アーモンドの木
- Web担
- 6月12日
- 読了時間: 3分
アーモンドの木ってどんな木?
分類・開花時期・育て方の基本

春に可憐な花を咲かせ、夏にはナッツが実る そんな魅力いっぱいのアーモンドの木。
今回は「アーモンドってどんな植物?」という基本的な情報に加え、育て方のポイントまでご紹介します。
アーモンドの木の分類は?
アーモンドは、以下のような分類に属する植物です。
科:バラ科
属:サクラ属(Prunus)
種類:落葉性の高木
つまり、桜やモモ、ウメ、アンズと同じ仲間。春に花が咲き、初夏に実をつけるというサイクルを持つ果樹として分類されています。
開花時期はいつ?

アーモンドの花は、3月中旬〜4月上旬にかけて開花します。
ちょうど桜と同じような時期で、花の色も白〜淡いピンク色とよく似ています。
ただし、アーモンドの花は葉と同時に出ることが多く、花びらがやや大きめでふっくらとした印象が特徴。開花した後は、5〜6月にかけて実をつけ、8月ごろに収穫のタイミングを迎えます。
→桜との違いはVol.1でご紹介しています。
アーモンドの木の育て方のポイント
「アーモンドって、なんだか特別な植物で育てるのが難しそう…」
そう思っていませんか? 実はアーモンドの木は、ポイントさえ押さえれば、家庭でも気軽に育てられる植物なんです。アーモンド栽培の基本をまとめました。
🌱 日当たり・風通し
日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。
風がこもる場所や湿気が多い場所は避けて。
💧 水やり
土が乾いてからたっぷりと与えるのがコツ。
地植えの場合は自然の雨に任せてよい場合もありますが、乾燥が続くときは水を補いましょう。
✂️ 剪定
剪定をしないと5m近くまで成長するため、コンパクトに育てたい方は定期的な剪定が必要です。
落葉期(冬〜早春)に行うと樹形が整います。
🐛 病害虫対策
アブラムシがつきやすいため、見つけたら早めに駆除を。
ホームセンターで購入できるアブラムシ用スプレーで簡単に対応可能です。
🪴 植え方のポイント
地植えの場合は「高植え」にして水はけをよくする。
鉢植えの場合はスリット入りの大きめ鉢を使用し、真砂土と培養土を1:1でブレンド。
肥料は付属の緩効性固形肥料(2~3年効くタイプ)が基本。追肥は基本的に不要です。
最初の実りは3年後!
接ぎ木苗が多いため、基本的には1本でも実をつけますが、近くにモモや花モモの木があると実つきがよくなります。植えてから約3年目に初めての収穫が期待できます。
実際に、サロン・ド・テ名古屋ふらんすの店舗や本社でも、アーモンドの木を育てています!
春になると、可憐な花が咲き、スタッフやお客さまにも好評です。そんな身近な存在として、アーモンドの木の魅力をもっと知っていただけたらうれしいです。








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