20年の経験が支える、おいしさの舞台裏。ゼリー製造の現場を訪ねました
- 1 日前
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夏の贈り物として毎年ご好評いただいている井桁堂のゼリー。
今回は、そのおいしさを支える製造現場を取材しました。
お話を伺ったのは、ゼリーライン一筋20年以上のベテラン社員。
製造ラインを案内してもらいながら、品質へのこだわりや現場の裏側について聞きました。
「変わらない品質」は、20年以上積み重ねた記録から井桁堂でゼリー製造が始まった当時から、製造日報や温度管理などのデータを細かく記録しています。
「前任の課長の頃から、数字をきちんと残す文化がありました。その積み重ねが、今の品質につながっています。」
現在ではゼリー液だけでも10種類以上、NBのゼリー商品は20種類以上を製造。

ラインは2003年導入の1号機と2013年導入の2号機の2ライン体制ですが、以前は1ラインだけで繁忙期を乗り切っていました。
最も忙しい時期には、1日約25,000個ものゼリーを製造していたそうです。

ゼリーづくりで最も大切なのは「材料をしっかり溶かしきること」ゼリー液は、果汁や水、糖類、ゲル化剤などを大きなタンクで加熱しながら溶かして作ります。
「一番大切なのは、材料をしっかり溶かしきることです。」
材料が十分に溶けていないと、食感や品質に影響します。
そのため、温度や加熱時間を細かく管理しながら製造しています。

見た目のおいしさも妥協しない製造で特に神経を使うのが、ゼリーに入る気泡です。
果肉の大きさにばらつきがあると、ゼリー液の量がわずかに変わり、気泡が入りやすくなります。

また、ラインを流れる際の機械の振動も原因になるため、その都度細かな調整を行っています。
さらに、みかんやマンゴーなど繊維の多い果肉は、繊維が浮いて見栄えに影響することもあります。
そのため、ゼリー液を充填し蓋を熱圧着した後と、冷却・金属探知機を通過した後の2回にわたり目視検査を実施。
お客様にお届けする商品の美しさにも妥協はありません。


実は「フタ」にもこだわりが井桁堂のゼリーはすべて「ターレットシール」を採用しています。
一般的な蓋より少し開けにくい反面、液漏れしにくく、高い密封性を実現しています。
目立たない部分にも、品質へのこだわりが込められています。

慣れていても基準を毎日確認フルーツゼリーは種類ごとに、「1個あたり何個の果肉を入れるか」が決められています。
毎朝の朝礼では見本を用意し、全員で確認してから製造を開始。
誰が担当しても同じ品質の商品をお届けできるよう、日々確認を欠かしません。

ベテランだからこそできる判断ゼリー製造では、加熱殺菌も重要な工程です。
殺菌時間は長すぎても短すぎても品質に影響するため、決められた条件を正確に守る必要があります。

また、水を多く使う製造ラインは機械トラブルも起こりやすく、故障時の微調整やメーカーとのやり取りも発生します。
「機械のクセを理解して、その場で対応できるようになるには経験が必要です。」
20年以上積み重ねてきた知識と経験が、毎日の安定した品質を支えています。

重労働も欠かせない現場フルーツゼリーに使用する果肉は、約20kgある缶で届きます。

しかも、1缶で製造できるのは数十個分。
繁忙期には何度も重い缶を運び、開封する作業を繰り返します。
細かな品質管理だけでなく、こうした体力を要する仕事も、おいしいゼリーづくりを支える大切な役割です。

何気なく手に取る一つひとつのゼリー。
その裏側には、20年以上にわたり積み重ねられた技術と記録、そして細部まで妥協しない品質へのこだわりがあります。
これからも井桁堂は、一つひとつのゼリーに「安心」と「おいしさ」を込めて、お客様へお届けしてまいります。



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