井桁堂の職場環境改善への取り組み~QCサークル活動「見直し委員会」~
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更新日:40 分前
井桁堂では、より良いお菓子づくり、そして働きやすい職場づくりをめざして、1990年からQCサークル活動「見直し委員会」に取り組んでいます。
この活動は、パートさんやアルバイトさんを含めた現場のスタッフが参加し、チームごとに業務改善に挑戦するものです。
毎年6月には成果発表会を行い、上位チームを表彰するなど、社内全体で盛り上げながら続けています。今日は2026年6月に向けてどのように活動を進めていくのか、活動の目的も含めて説明会が行われました。

■QC活動とは?
QC活動とは 「品質管理(Quality Control)」 の略で、製品やサービスの質をよくしていくための取り組みです。日本のものづくりの強さを支えてきた活動として、今も多くの企業で行われています。
井桁堂のQC活動は、製品の質だけでなく「仕事の質」を上げることも大きなテーマ。
「お客様にもっと喜んでいただけるように」
「現場の改善を積み重ねて会社全体を成長させるために」
そんな想いで取り組み続けています。
■活動の目的
【目的1】人材育成の場
QC活動は、単なる改善活動にとどまらず、活動を通して社員が成長する場でもあります。
①論理的に考える力をつける
②リーダーシップを学ぶ
③PDCAを理解して実践する
チームで目標を設定し、スケジュールを立て、周囲を巻き込みながら改善を進める。QC活動は、社員が自然とこうした力を磨ける場でもあります。
【目的2】 日常業務の改善につなげる
「カイゼンは現場から生まれるもの」。日々の業務の中で「もっと良くできること」に気づき、実際に改善していく習慣づくりを目指しています。
■活動の流れ
活動は次のステップで進めます。
1.方針を確認
2.現場を把握
3.対策を立案
4.問題点を整理
5.PDCAで改善を繰り返す
6.成果を標準化し、継続する
問題の原因を探る際には「フィッシュボーン」のフレームワークや「なぜなぜ分析」なども活用し、改善策を明確にします。
各チームリーダーは会議のゴールを設定し、必要に応じて資料を作成、話し合いをまとめる役割を担います。

来年4~5月に各チームが予選に挑戦し、6月に勝ち残ったチームが最終発表会で成果を発表します。
▼昨年の発表会の様子はこちら


■若手メンバーが推進役に
「見直し委員会」の運営は、20代の若手社員が主体となって推進しています。
世代を超えて意見を出し合い、改善の文化を受け継いでいく。これも井桁堂ならではの取り組みです。

30年以上続く「見直し委員会」は、井桁堂にとって大切な社風のひとつです。
小さな工夫や改善の積み重ねが、より良い商品づくりと働きやすい職場づくりにつながっていく。
これからも現場からの小さな声を大切にしながら、お客様に美味しさと感動を届けられる企業を目指してまいります。
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